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Future Vision

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マネーフォワード クラウドが提供する価値とその先にある未来について経営陣からメッセージをお届けします。
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#マネーフォワード

グローバル化を進める会社での、英語ができない役員の葛藤とその転換点

マネーフォワード取締役 グループ執行役員 ビジネスカンパニー COOの竹田です。 当社は、2024年度末にエンジニア組織の英語化を完了させる計画であることを、取締役CTOの中出がエンジニアブログで宣言しています。 今回は、マネーフォワードが英語化、グローバル化を進める中での、私個人の赤裸々な思いの変化について書いてきたいと思います。 はじめにはじめにお伝えしますが、私は英語がとても苦手です。むしろ、英語ができないことにコンプレックスを持っていました。 これまでのキャリ

組織フェーズの変化に対応できないと”無価値”になる話

マネーフォワード取締役 グループ執行役員、ビジネスカンパニー COOの竹田です。 1年ほど前のnoteで、組織フェーズの転換点について書きました。 その後、社内外のマネジャーや経営者の方々から、この「組織フェーズの変化点」についてよく質問をされるので、今回のnoteでは「従業員数による組織フェーズの変化」について整理してみました。 はじめにこれは、私自身のこれまでの体験から整理した図になりますので、あくまで一例としてご覧いただければと思います。 組織に変化を与える要素

マネーフォワードが「SaaS×Fintech戦略」で実現する3つの打ち手

みなさんこんにちは、マネーフォワードビジネスカンパニーCSOの山田です。 前回のnoteでは、2023年3月に開催した「ビジネス事業に関する戦略発表会」の前半にお話した「コンポーネント型ERP戦略」について、改めてnoteでもお伝えさせていただきました。 今回は、その後半にお話した、「SaaS×Fintech戦略」について書いていきます。 SaaSの提供を通して見えた課題マネーフォワードでは、2013年より、バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』の提供を通

「もやもや」が、あることをきっかけに晴れて行った話(後編)

マネーフォワード取締役 グループ執行役員、ビジネスカンパニー COOの竹田です。 前編では、この1年ずっと抱えていた「もやもや」の詳細について書きました。 後編はその「もやもや」を晴らしたコーチングについて書いていきたいと思います。 初めてのコーチングセッション前編でまとめた通り、以下の3つの問いを用意して、初めてのコーチングに臨みました。 問いを立てる力を磨きたい 具体を抽象化する力を付けたい 自分自身の特性(強みや弱み)を知りたい ところが実際は、コーチング

「もやもや」が、あることをきっかけに晴れて行った話(前編)

マネーフォワード取締役 グループ執行役員、ビジネスカンパニー COOの竹田です。 突然ですが、実はこの1年ずっと「もやもや」した悩みを抱えていました。それは「もやもや」という柔らかそうな言葉とは裏腹になかなかに手強く、時にはダークサイドに行ってしまいかねないほどのものでした。 ところがそんな「もやもや」が、あることをきっかけに晴れて行ったのです。いったいどうしてそうなったのか。 (ちなみに今回のnoteはわたしのお悩み大公開みたいになってしまっていますので、先んじてご了

マネーフォワードが推進する「コンポーネント型ERP」戦略とは

みなさんこんにちは、マネーフォワードビジネスカンパニーCSOの山田です。 先日、「ビジネス事業に関する戦略発表会」として、メディアの方向けの発表をさせていただきました。 今回は、その前半にお伝えした「コンポーネント型ERP戦略」について、改めてnoteでも書いていけたらと思います。 『マネーフォワード クラウドERP』とはマネーフォワードでは、成長企業・中堅企業向けクラウド型ERPとして、2020年10月より『マネーフォワード クラウドERP』の提供をスタートしました。

マネーフォワードビジネスカンパニーは、今おもしろいフェーズに一段上がってきていますという話

マネーフォワード取締役執行役員、マネーフォワードビジネスカンパニー COOの竹田です。 先日クラウド公式noteで公開した、カンパニーCSO山田さんとの対談で、 というお話をしました。 今日は改めて、フェーズの転換点において、マネーフォワードビジネスカンパニー(MFBC)ではどんな変化が起こっているのかについて、私が感じていることを書いていきたいと思います。 組織拡大に伴うマネジメントの変化まずはなんと言っても組織の急拡大に伴って、必要とされるマネジメントが変化してい

マネーフォワード式リーダー研修のつくり方

マネーフォワード取締役執行役員、マネーフォワードビジネスカンパニー COOの竹田です。 マネーフォワードでは、”Talent Forward”「社員の可能性をもっと前へ。」をテーマに、社員の可能性を最大限に引き出すための、さまざまな施策を行っています。 今回は、その施策の一つとして実施している、 リーダー育成のための「Leadership Forward Program」について、ご紹介します。  「Leadership Forward Program(LFP)」とは?

マネーフォワードのバックオフィス向けSaaS事業はどのように成長してきたのか?カンパニーCOO竹田×CSO山田対談<後編>

マネーフォワードのバックオフィス向けSaaS事業が、創業時からこれまでにどのような変遷を辿ってきたのか、また、これからどのような方向に向かっていくのか、マネーフォワードビジネスカンパニー(MFBC)COO竹田とCSO山田のインタビューを実施しました。 前編では、2013年のサービス提供開始から2022年までの歩みを、時系列で振り返りました。 後編では、マネーフォワードビジネスカンパニー(MFBC)の組織の強さについて、MFBCコミュニケーションデザイン室の塩原が聞いていき

マネーフォワードのバックオフィス向けSaaS事業はどのように成長してきたのか?カンパニーCOO竹田×CSO山田対談<前編>

マネーフォワードは、2022年5月18日に、創業10周年を迎えました。 創業以来、ユーザー、取引先、株主をはじめとするみなさまに支えていただき、心より感謝申し上げます。 今回は、マネーフォワードのバックオフィス向けSaaS事業が、創業時からこれまでにどのような変遷を辿ってきたのか、また、これからどのような方向に向かうのか、マネーフォワードビジネスカンパニー(MFBC)COO竹田とCSO山田のインタビューを実施しました。 本noteでは、前編として、2013年のサービス提

インボイス制度は、請求業務のデジタル化・会計システムのクラウド化の後押しに

2023年10月1日より、インボイス制度が開始されます。 インボイス制度は、従来業務に大きな変化をもたらすことが予想されており、その対応を負担と思われる事業者の方も少なくないと思います。 一方で、インボイス制度をきっかけとして、企業の請求業務周辺のDXが社会全体で進めば、紙の請求・支払業務に悩む方々が新しい働き方を実現できるチャンスになるかもしれません。 そういった思いから、マネーフォワードでは、#インボイスフォワードプロジェクトとして、インボイス制度開始に向けて紙の請

『HiTTO』とともに実現したい世界〜ミッションドリブンなグループジョイン〜

みなさま、こんにちは。マネーフォワード 執行役員 / ビジネスカンパニーCSOの山田です。 本日、マネーフォワードは、社内向けAIチャットボット『HiTTO』を運営する株式会社HiTTOのグループジョインを発表しました。マネーフォワードグループとして、5社目のグループジョインとなり、昨年のアール・アンド・エー・シー社に引き続き、新たな仲間が増えることをたいへんうれしく、心強く思っています。 今回は、HiTTO社のグループジョインの経緯と、これからHiTTOとマネーフォワー